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モヤモヤ
ここ何日か、通称「大野病院事件」の判決が出て、医療過誤と医師不足
の問題がクローズアップされてますね。
帝王切開で出産直後に、胎盤癒着を剥そうとしたところ、大量出血し妊婦死亡。
というこの事件。


医師無罪の判決が出て、マスコミは「問題点をよく精査して産科医療の安全性と
充実を図っていってほしい」みたいな論調に終始していますが、何だか歯切れ
が悪くてモヤモヤしています。


結局この事件、なぜ起こったのですか?
というか、どうして裁判にまで発展してしまったのですか?


問題は色々あるのでしょうけど、一番重要かつわからないのはここ、
のような気がします。

以下、報道で耳にする情報で話をすすめていきます。


原告(遺族)は、「何が起こっていたのか真実を明らかにしたい」
と言っていますが一応の結論としては、

>胎盤癒着が激しく、剥そうとした際に大量出血し死亡。選択肢としては
>子宮を摘出することもできた。しかし、かなり難しい症例であり判断を
>誤ったと言えるものではない。結論としては「通常の医療行為の結果、
>不幸にして救命できなかった事例」

これをこのまま信じるならば、事実は明らかになっており、原告の言いがかり
ともとれなくない。

しかし一方で、今回の難しい症例にあたって、先輩医師からは大学病院からの
医師の応援を頼んだ方がよいかもしれない、というアドバイスを受けながら、
その応援は頼まなかったという話もある。
かつ、頼まなかった理由は裁判でも明らかにはならなかったという。


え?裁判にまでなったのに、結局それが最善の策だった、少なくとも医師は
そういう判断で臨んでいた、ということがはっきりしないわけ?

これってすごく問題じゃないですかね。。

そもそも、処置にも重大な過誤とえるものはなく、手術前と死亡後の説明
がしっかりしていれば、裁判になる必要のない話なのでは?
結局一番問題なのは、患者側と医師側の信頼関係がないってことでは
ないのでしょうか?


警察の不当な介入に反発、というのであれば、医師側は素人でありナーバス
になっている患者にもきちんと納得がいくよういに説明する義務があると思う。
逆に患者側は、自分でも情報を収集し、リスクもきちんと受け止めなければ
ならない。


今回のことで気になるのは、妊婦側はリスクをきちんと認識していたのか。
病院側はリスクをちゃんと説明し、不幸にもそのリスクに遭遇してしまった
ことを事実関係を明らかにして遺族に報告したのか。
遺族の疑問にきちんとした回答を出したのか。

報道ではこの点が全くうやむやでよくわからんのだが、一番重要な気がする。
というかこれがなされていたなら、裁判にまで発展することはなかったのでは、
という気がする。


医療が進んだ現在でも、出産は100パーセント安全ではない。
「万が一」という事態はやはり起こりうるのだ。
妊婦側も医療体制に従って、きちんと検診をし出産する病院を決め、担当医と
コミュニケーションをはかり自分の出産がどういうケースなのかを知っておかな
ければ、危険度は高くなる。


「妊婦タライ回し」などもしばしばマスコミが、断った病院を糾弾するような論調で
取り上げることが多いが、普通に考えてなぜ出産予定の病院に行かないのか、
というのがおおいに疑問だ。
きちんと病院を決め、指示に従って検診を受けていれば、異常があったときに
その病院が受け入れを拒否するということは、ほとんど考えられない。

こういうケースで多いのが、かかりつけ医がなくまったく妊婦検診にかかって
いないケース。
そりゃあ、病院だって拒否したいのは当然でしょう。
そういういただけない妊婦を受け入れれば、きちんと検診を受けてきた妊婦へ
割ける人員は減り、そちらのリスクが高くなってしまう。
しかも、異常があるのだから、子どもや妊婦自身の命の危険は大きい。
そんな非常識妊婦であれば、もし救えなかったりした場合、言いがかり的に
訴えられたりする可能性もある。
しかも出産後、金を払わなかったり、ひどい場合には子どもすら置いてトンズラ
ということもあったりするらしい。

こういう駆け込み出産は、妊婦難民とか出産テロとか呼ばれているらしい。
確かに「テロ」かもしれませんなー。



モンスターペアレンツとか言われているこの時代、医療問題を扱うなら、
こういう妊婦側の問題もしっかりと報道すべきである。
医療機関ばかりが責められては、産科はますます減り、少しでもリスクの
ある患者は避ける、という病院ばかりが増えてしまう。
そして結局は、患者側が困ることになるのだ。



後半、「タライ回し」事件にも気持ちが飛び火してしまったが、妊婦も
医者も「万が一」は起こりうるということを共通の認識とした上で、信頼
関係を築いていけば「納得のいく出産」ができるのでは、と思う。









ああ、そんなことより自分が出産、いやそのためには結婚、、、
という機会に恵まれるかどうかの方が、切実な問題ざます!(><)
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【2008/08/21 17:20 】 | 世の中のこと | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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コメント

あぁ、この話題も結構タイムリー。
今日、婦人科の検査に行っていたのですが
日帰り入院だったため、妊婦さんなどとおなじ部屋のベッドで半日過ごしました。
やっぱりね、説明が少なすぎるんですよ。
20~30代って一番婦人科系の臓器とか
ホルモンバランスとか気になるはずなんですけど
その辺の説明がこちらから聞かないと出てこない。。。。
人手不足もしくは・・怠慢なんでしょうね。
隣のベッドでは帝王切開出産をもともと予定している妊婦さんが待ちぼうけ。
「(妊婦さん)多いですね」という言葉に
「うん、昨日も飛び込みの帝王切開手術が入っちゃってね」という看護婦さん。

なんか、根本から見直さないとこういう
裁判だらけになっちゃいそうですね
【2008/08/21 19:52】| URL | ゆゆ #-[ 編集] |

>ゆゆさん
とりあえず産科の数が全く足りていないみたいですよね。
忙しいから説明時間も省かれてしまう。
で、問題が起こって裁判とかになって、さらに産科は敬遠
されるという悪循環。
看護士と助産士ではできる処置に違いがあるのに、
人手不足ゆえにそこがうやむやになっていたりする
(違法行為の可能性あり)って話も聞きますし。
検診の時点でもセクハラだの何だの、問題が起きやすい
みたいですから、難しいですよね。
でも、なくなってもらっては困るので、なんとかしてもらい
たいです。
【2008/08/22 10:32】| URL | はらしもんぬ #-[ 編集] |
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